稲刈りも無事終えました。
天命開別天皇(あめのみことひらかすわけのすめらみこと=天智天皇)
天皇の、内大臣(うちのおほまへつきみ)藤原朝臣に詔(みことのり)して、春山の万花(ばんくわ)の艶(にほひ)と秋山の千葉(せんえふ)の彩(いろどり)とを競はしめたまひし時に、額田王の、歌を以ちて判(ことわ)れる歌
冬ごもり 春さり来れば 鳴かざりし 鳥も来鳴(きな)きぬ
咲かざりし 花も咲けども 山を茂(も)み 入りても取らず
草深み 取り手も見ず 秋山の 木(こ)の葉を見ては 黄葉(もみち)をば
取りてそしのふ 靑きをば 置きてそ歎く そこし恨めし 秋山吾は
意味:冬が過ぎて春がやってくると、今まで鳴かなかった鳥も来て鳴く、
咲かなかった花も咲く。しかし、山は繁り合っていて、
入って手に取れもせず、草も深く、手折ってみることもできない。
一方、秋の山の木の葉を見るにつけ、黄葉を手にとっては賞美し、
青い葉を措いては嘆く。そこに、思わず恨めしさを覚えるが、
そんな秋山にこそときめくのだ、私は。


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