2010年4月11日日曜日

神武天皇祭

本日、神武天皇祭が催行された。
神武天皇は相殿の賀茂神社の主祭神として祭られている。また、神武東征の砌に、安芸の国逗留時に、腰をお掛けになられたとされる石が手水石として安置されている。
神武天皇は、「日本書紀」によると、旧暦三月十一日に崩御されたことに因み、新暦の四月十一日に近い日曜日に、当神社では行われている。
雅楽の楽箏と共に祭典は進まれていた。この祭りは一切の余分を取り除いた誠に神聖な祭典となった。
神楽殿にて雅楽奉納。小雨降る中、沢山の参拝者が訪れた。
ほとんどの方が帰ることなく、最後まで観覧されたようであった。
本殿と共に子供達の舞。
喜多流大島家の仕舞い奉納。写真の舞手は、大島衣恵先生、喜多流の女性で初めて能楽協会に登録されたことで、広島県では知る人ぞ知る喜多流の名手。
その動き素晴らしく、流れる水が如く流麗な体捌き、一切の無駄の無い重心の移動。
この舞を見れば、一流は、その道に未熟なものにすら、感動を与えることが可能であるという私の考えをより一層確信に導いてくれる。
私の師匠である大島文恵先生と加藤先生による能管の説明。
今日感じたことは、日本文化は根底に神秘性を含ませることにより、初めてその体を成すということであった。

2 件のコメント:

西条町民 さんのコメント...

神事から能まで、一日中心が洗われるような思いで堪能させて頂きました。
普段は敷居が高くなかなか目にできない伝統芸能を、ユーモアも交えつつ地域の誰でもが楽しめるような形で見せて頂き、その意義深さに感じ入っています。

また、神職の方がブログのような時代に乗った形で情報を発信されていることにも感心させられました。これからも文化芸術の担い手としてのますますのご活躍、期待申し上げます。

礒部春峰 さんのコメント...

こういう活動をしていると、世間とのズレに虚しさを覚えることがまま有ります。
しかし、このようなコメントをいただけると大変嬉しく、次回への励みになります。ありがとうございました。