2009年10月27日火曜日

恥ずかしきかな「ハロウィン」

わが家に祀られる「亥の子石」
 世の中、「はろうぃん」などと言って、浮かれ、腑抜けた格好をしている姿を見ると、植民地国家日本の情けない姿を露呈しているようで、とても恥ずかしい思いにさせられる。

ところで、日本にも同じような風習があるのをどれだけの方がご存知か?
10月の亥の日に行われる「亥の子祭」がそれである。
wikipediaから拝借した文だが以下のとおり。
「旧暦10月の亥の日の夕方から夜にかけて、地区の子供たちが集まり一軒一軒を巡って、歌を歌いながら平たく丸いもしくは球形の石に繋いだ縄を上下させて地面を搗く。〜中略〜亥の子のための歌が使用される。〜中略〜。子供たちが石を搗くとその家では、餅や菓子、小遣いなどを振舞う。振る舞いの無い家では悪態をつく内容の歌を歌われることもある。」

写真はわが家に残る亥の子石である。おそらく真ん中のくぼみに縄を巻き付けて行事が行われていたのであろう。
 これを機に、「はろうぃん」などと、伝統文化のことなど考えない商売人の欲望の為、文化破壊を推進するのではなく、今一度我が国の民衆行事を見直す機会にするべきではないかと思うのだが。

ちなみに亥の子祭の意味もwikipediaより拝借して。
「日本の宮中行事に取り入れられ〜中略〜次第に貴族や武士にも広がり、やがて民間の行事としても定着した。農村では丁度刈入れが終わった時期であり、収穫を祝う意味でも行われる。また、地面を搗くのは、田の神を天(あるいは山)に返すためと伝える地方もある。猪の多産にあやかるという面もあり、またこの日に炬燵等の準備をすると、火災を逃れるともされる。」

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2009年10月21日水曜日

明治41年発行 修身教科書

宮の蔵から面白いものを見つけた。
「報徳修身教科書」題材は二宮尊徳翁の生涯
明治41年2月1日発行
中身は二宮尊徳の孝行、勤勉、私心無き奉公など、封建色の強いものである。
しかし、何故各学校に二宮金次郎像があるのか、これを読めばよく理解出来る。
最近ではあの銅像が何者であるかすら、わからない生徒もいるのではないだろうか。

恐らくこれを見て色んな意見ある者が現れようが、道徳の必要性が叫ばれる昨今、今一度、見直されるべきものではないか。
少なくとも私はこれを読んで、こんな人間になりたいものだと思った。
近年は、ともすれば先生に反抗する不良のほうがまともな人間になれると、まことしやかに思っているものもいるように感じられる。勿論、そういう人間に面白みがあることは、否定するものではない。そういう人はお話の中では大いに活躍してもらえば結構だ。
しかし、やはり教育の場では目標となる人間は崇高たる精神を持ったものでなければならないように思う。

この、教科書を使っていたのは、私の曽祖父の義理の兄弟(曽祖父は婿養子で礒部家に入った)であったようだ。
優秀な方で、本来礒部家の家督を継ぐ人だったが、師範学校卒業後、結核の為、夭折されたと聞いている。その時、枕元には、辞書が開かれた状態で置かれてあったそうだ。
歴史の重みを感じるエピソードである。

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