春の息吹は季節だけでなく、人にも巡ってくるようです。
今、私の空手の稽古で、一人小さい四歳の女の子がいるのですが、
その子は道衣の帯が今まで結べず、解けたら、いつも私の所へ来て、
お腹を突き出して、帯結んで、と来ていたのです。
ところが先日の練習終わり、一人で帯を一から結ぼうと
挑戦していたのです!!
もちろん、私は何も言ってません。いつも帯直すときに
「もうちょっと大きくなったら、一人で結べるようになろうな」
とは言っていましたが、一度もやれと言ったことはありませんでした。
それが、突如、自分の体の倍はあろうかという長さの帯を苦心して、
腰に巻きだしたのです。外れては巻き、外れては巻きの連続ですが、
私は決して手を出すことはありませんでした。ただ遠くで見守っていました。
そして、ついに最後の真結びまで、間違える事無く結べたのです!!
時間にして、10分〜15分程かかったでしょうか。
大人ならものの数秒で出来てしまうことですが、四歳児にとっての
この一歩は、成長への大きな大きな一歩なのです。
子供の成長は一見牛歩のようですが、着実に一歩一歩成長しているのです。
新緑の芽吹きのように、子供達の成長もゆっくりと芽生えているという姿を
垣間見る瞬間でした。


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